
はんだ付けされたRAMの呪い:Lenovo X1 CarbonのメモリエラーとFedoraでの回避策
Ben's Placeの記事によると、業務用のLenovo X1 Carbonでブラウザのクラッシュとルートファイルシステムの読み取り専用化が発生し、Memtest86+でメモリエラーが検出された。はんだ付けされたRAMは交換できないため、Fedoraでmemmapカーネルパラメータを使い、不良メモリアドレスを回避する対策が取られた。
ブログの筆者が、業務用ノートPCで起きた不具合とその回避策を紹介している。
発生した症状
筆者の業務用Lenovo X1 Carbonでは、以下の症状が見られた。
- ブラウザのタブがクラッシュした。
- ルートファイルシステムが時折 ReadOnly にマークされた。
- カーネルログにBTRFSのチェックサムエラーが記録された。
BTRFSの警告とエラーは、10月15日の23:33:35にデバイス dm-0 で記録された。ログには corrupt count 3856936704 と offset 5859786752 の値が含まれていた。
メモリ検査と回避策
筆者はVentoyのUSBメモリにMemtest86+のブートイメージを追加して実行した。その結果、ほぼ直後に多数のエラーが表示された。

筆者によると、ほとんどのノートPCではRAMがマザーボードに直接はんだ付けされており、交換は現実的ではない。一方、badramはDebian/Ubuntu系で通常提供されるアウトオブツリーのパッチであり、memmapはカーネルの中核機能である。筆者はFedoraを使用しているため、memmapを利用できると判断した。
筆者は写真で撮影したMemtest86+の画面から、memmapの値を手作業で書き写した。GRUB_CMDLINE_LINUXに値を設定したところ、起動に失敗した。記事では、grub2-mkconfigが memmap の値の $0 を置換したことが原因とされ、典型的な環境変数の置換のように見えると記されている。筆者は値をgrubの環境変数 memmap_val に保存し、システムは正しい値で起動した。再起動後、正しい値が /proc/cmdline に表示されている。
今後の予定
筆者は個人用と業務用の2台のノートPCを通常使用している。業務用PCは2021年に取得したもので、減価償却期間は5年とされている。筆者は後日 btrfs check --fix を実行する予定で、新しいノートPCの到着を待っている。
「This should keep things running until the new laptop arrives and hopefully for a bit longer.」
— Ben(ブログの筆者)
筆者はこの回避策について、新しいノートPCが届くまで動作を維持でき、さらにもう少し持つことを期待していると述べた。
筆者の見立て
- ノートPCのRAMのはんだ付けは、故障時に丸ごと買い替えさせるための皮肉な設計である可能性があると解釈している。
- 5年の減価償却期間と技術の進歩を踏まえ、新しいノートPCへの買い替えがそろそろ適切な時期だと論じている。
- 最近のノートPCでRAMのはんだ付けが広がる傾向を、非常に悪質だと論じている。
- memmapによる回避策は新しいノートPCが届くまで動作を維持し、もう少し持つことを期待できると予想している。
この記事は元記事の事実のみに基づいて自動生成されました。
出典
- Ben's Place「The Curse of Soldered RAM」
- https://blog.hardill.me.uk/2026/10/24/the-curse-of-soldered-ram/
(Memtest86+、Ventoy の報道による)