
潜在推論とテキストによる対話を動的に切り替える「Hybrid Reasoning Agents」
論文の著者であるJiaru Zouは、潜在推論とテキストベースの対話を一つの生成過程の中で動的に切り替えるLLMエージェント「HybridAgents」を提案した。論文は2026年10月にarXivへ投稿された。
arXiv.orgに投稿された論文「Hybrid Reasoning Agents」は、Jiaru Zouによるものである。論文は、潜在推論(latent reasoning)とテキストベースのツール対話を統合するLLMエージェントのアーキテクチャ「Hybrid Reasoning Agents(HybridAgents)」を提示している。論文の長さは45ページで、図は12点である。
提案アーキテクチャ
HybridAgentsは、統一された生成過程の中で潜在推論とテキストベースの対話の間を動的に移行する。その移行を担うのが軽量な「HybridLink」であり、テキストモードと潜在モードの切り替えを可能にする。
さらに、連続的なワーキングメモリを備え、複数ターンにわたってハイブリッドな文脈を保持する。
学習手法と評価
著者は、事後学習アルゴリズムとして「HybridSFT」と「HybridRL」を開発した。
評価は3つのモデル規模で行われ、数学、科学、医療、検索、エージェント型推論を含む11のベンチマークにわたって実施された。
報告された性能
著者らは、テキストベースと潜在型の両方の手法を含むフロンティアのLLMエージェントおよびエージェント型フレームワークと比較した結果を報告している。
- 性能が10.4%向上したとされる
- トークン数が35.5%-54.7%削減された
- 推論速度が1.8x-2.6x高速化された
- コストが2.7x-3.7x削減された
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出典
- arXiv.org「Hybrid Reasoning Agents」
- https://arxiv.org/abs/2610.18861