
ビデオゲーム歴史財団のデジタルアーカイブが5000誌を突破、日本語雑誌に対応へ
ビデオゲーム歴史財団(Video Game History Foundation)は、デジタルアーカイブに5000誌以上のゲーム雑誌を追加したと発表した。昨年の立ち上げ時から3倍以上の規模に拡大し、計約600,000ページの1981~2026年にわたる46年間のビデオゲーム歴史資料を収蔵している。新たに日本語雑誌への対応を開始し、パイロットプロジェクトとして『ネオジオフリーク』の研究アクセスを提供開始する。
立ち上げから1年以上経過した同アーカイブは、初期の1500誌以上の収蔵から大幅に拡充した。約600,000ページは棚100フィート分に相当する規模である。同財団が自ら デジタル化した雑誌はおおよそ3分の1で、残りはRetromags、Out-of-Print Archive、Sega Retro、AtariAge、Atari Compendium、CGW Museum、The Odyssey² Homepage、TOSEC-PIX、eXoDOS、Gaming Alexandriaといった外部団体が提供している。
日本語雑誌への対応開始
同財団は日本の専門アーキビスト(Akito Inoue、Brian Clark、Rob Curl、Misty De Méo、Dave Fishel、Stef Kischak、Lillian McIntyre、Stephen Meyerink、Adria Millerら)と協働し、日本語テキスト認識の新たな方法を開発した。パイロットプロジェクトとして『ネオジオフリーク』(1995~2000年カバー)を選定。Japanese Magazine Scansがすでにデジタル化していた同誌の完全版から主要記事を英語でインデックス化し、研究アクセスを開始する。
コミュニティメンバーが『ネオジオフリーク』の全号を同財団のライブラリに寄贈している。また、FromSoftwareのプロモーション資料など、既にアーカイブ内にある日本語資料も再処理され、新しいシステムに対応させた。
プラットフォーム拡張と今後の計画
言語によるフィルタリング、右から左への表示対応、スペース区切りのない日本語テキスト検索への対応といった新機能が追加された。同アーカイブはWikipediaで500件以上の引用を集めており、絶版ゲーム雑誌の標準的なリファレンスとして機能している。
今後、同財団は70,000ページ相当の追加デジタル化を予定している。現在のところ、同財団の物理的な雑誌コレクションの60パーセントがカタログ化されているとされる。
筆者の見立て
- 日本語雑誌の取り組みは、同財団によるより多くの国際的資料の継続的な拡充の始まりになると予想している。
- 日本語雑誌への対応により、同財団が保有する資料との協働がより容易になるものと解釈している。
- 新たなシステム構成は、より多くの日本語資料ライブラリを保有する他団体やコレクターとの協働を促進する可能性を示唆している。
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出典
Video Game History Foundation「VGHF Digital Archive passes 5000 magazines. Here's what's next.」https://gamehistory.org/5k-magazines/ (Wikipedia の報道による)