FUTO Swipe、オープンソースのスワイプタイピング技術を公開
2024年8月に開始されたデータセット収集の結果、100万件以上のスワイプを集約。2025年3月にMITライセンス下でHuggingFaceで公開され、ビームサーチによるトップ4エラー率は約4%を達成した。
FUTOはスワイプタイピング用のオープンソースモデルおよびアルゴリズムファミリー「FUTO Swipe」を公開した。同社は2024年8月、swipe.futo.org上でQWERTY英数スワイプの収集を開始し、ボランティアユーザーが主にWikipediaから提供された文を単語ごとにスワイプすることで、100万件を超えるスワイプデータを生成した。2025年3月、このデータセット(100万スワイプ)をMITライセンス下でHuggingFaceで公開した。
アーキテクチャと性能
FUTO Swipeは3種類のモデルで構成される。Encoderモデル(635,140パラメータ)はレイアウト非依存・言語非依存で、ContextLMモデル(150万パラメータ、うち110万がエンベッディング)は単一言語用の小規模言語モデル、decoderモデル(304,155追加パラメータ)は言語およびレイアウト特有となっている。現在はQWERTY英数のdecoderが利用可能である。
3つすべてのモデルとビーム幅300を用いた場合、テストセット上でトップ4エラー率は約4%を達成した。語彙外の場合を除外すると、エラー率は1%未満である。モデルの総パラメータ数は2,494,767で、このうち1,364,271がアクティブパラメータである。
リリース内容
FUTOはC++推論ライブラリ「swipe-library」もリリースした。FUTO Swipeモデル自体はFUTO Model Licenseの下で公開されており、推論ライブラリはGPLの下で提供される。同社はアーキテクチャとトレーニング詳細を記述した論文を準備中とされている。

筆者の見立て
- 本モデルは低スペック端末上でミリ秒単位で動作できる可能性を示唆している
- FUTOは自社のキーボードが大手技術企業のキーボードに匹敵すると論じている
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出典
FUTO Swipe — https://swipe.futo.tech/