Iroh 1.0 — 暗号鍵ベースの通信ライブラリが安定版リリース
暗号鍵を使ってデバイス接続を実現するネットワーキングライブラリ Iroh が version 1.0 の安定版をリリースした。4年以上の開発を経て65バージョンを重ねた同プロジェクトは、複数言語対応と NAT 横断、ローカルファースト設定などの機能を備えている。
Iroh は IP アドレスに代わる暗号鍵を用いたデバイス間通信を実現するネットワーキングライブラリである。version 1.0 の安定版リリースにより、4年以上にわたる開発サイクルが一つの区切りを迎えた。同プロジェクトは 1.0 達成までに65バージョンの開発を重ねており、現在すでに数百万台のデバイスで稼働しているという。
主要機能と言語対応
Iroh v1.0 は、QUIC マルチパス実装、NAT 横断機能、ローカルファースト設定、WASM/ブラウザ互換性などを備えている。また BLE、LoRa、WiFi Aware、Tor を含むカスタムトランスポートへの対応も追加された。公式言語サポートは Rust、Python、Node.js、Swift、Kotlin に及び、Iroh v1 エンドポイント同士はマイナーバージョンと言語を問わず相互通信できる。
FFI (Foreign Function Interface) サポートは以前に一時停止されていたが、安定 API により復旧された。iOS Swift アプリケーションと Android Kotlin アプリケーションへの組み込みも可能である。
パブリックリレーの規模と対応
過去30日間でパブリックリレーに2億以上のエンドポイントが作成されている。Iroh はすでに数百万台のデバイスで運用中であり、同ネットワークは急速に拡大している。パブリックリレーはオープンソースソフトウェアとして保守されており、v0.35x のサポートは Dec 31, 2026 まで継続される予定である。また v0.9x と v1.0.0-rcX のサポート終了は Sept 30, 2026 である。
通常、リリース後24時間以内にパブリックリレーが最新バージョンに更新される。Iroh 接続では通常95%のデータがデバイス間で直接転送される。
筆者の見立て
- インターネットは安全でデフォルトで直接接続される鍵ベースの通信上に構築されるべきだと論じている
- IP アドレスは予期しない障害を引き起こし、デバイスの制御外の問題であると解釈している
- クラウドを経由するホップ数の削減がエグレス料金を低減し、インターネット全体の効率向上につながる可能性を示唆している
- 暗号鍵ベースの通信によってインターネットをセキュアなローカルホストに変える可能性を示唆している
この記事は元記事の事実のみに基づいて自動生成されました。
出典
iroh.computer, "Iroh 1.0 - Dial Keys, not IPs", https://www.iroh.computer/blog/v1