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source_url: https://auberon.xyz/blog/posts/deathray/
source_title: "The Deathray: A simple way for an untrusted site to freeze a Mac"
tags: webgpu,macos-security,gpu-vulnerability
generated_at: 2026-09-11T00:01:53.853Z
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# WebGPU脆弱性によりMacがハング状態に陥る可能性

信頼できないウェブサイトのシェーダーコードによって、Macのグラフィックスと WindowServer が応答不能になり、強制再起動が必要になる脆弱性が報告された。

Auberon López 氏が 2026年9月10日に報告した WebGPU シェーダー脆弱性「Deathray」は、M シリーズ MacBook 上で Chrome、Firefox、Safari を含む複数のブラウザで再現される。脆弱性は、無限ループを実行するコンピュートシェーダーが同じデータバッファに依存する頂点シェーダーの処理をブロックすることで発生し、GPU リソースの競合が WindowServer を含む他のプロセスに波及して、デスクトップ UI が操作不能になる。ユーザーはリンクをクリックするだけで攻撃を受ける可能性がある。

## 脆弱性の仕組みと影響

WebGPU 技術を使用した本脆弱性は、コンピュートシェーダー内で同じベクトルをバッファに繰り返しコピーする無限ループを実行する。この処理により、同じデータバッファに依存する頂点シェーダーが先に進むことができず、GPU リソースの競合が生じて他のプロセスに影響を及ぼす。最終的に WindowServer が応答不能になり、デスクトップ UI が使用不可能な状態になるまで継続する。一方、コンピュータの残りの部分は機能した状態が保たれており、ユーザーは SSH を使用して攻撃中でもコンピュータに接続できる。Watchdog が WindowServer の無応答を検出するとカーネルパニックがトリガーされ、強制再起動に至る。

Tahoe を実行している M シリーズ Macbook でテストされた本脆弱性は macOS でのみ再現される。他のオペレーティングシステムではタブがフリーズするが、タブを閉じると正常に終了する。全てのテスト対象OS(macOS 除く)は、シェーダーのプリエンプション(割り込み)を正しく処理する仕様になっている。

## Appleの対応と背景

脆弱性は 2026年7月27日に Apple Security に報告された。Apple は問題をすぐに再現し、修正する意思があると述べた。しかし 2026年8月26日、Apple は立場を変更し、「セキュリティ上の問題は見当たらない」と述べた。Apple Security は「結果はクラッシュ、ハング、または復旧可能なデータ損失であり、これはセキュリティ問題とは考えない」とコメントし、レポートを潜在的な改善検討のために別チームに送付した。

本脆弱性は、2023年に Ron Masas 氏(Imperva)が WebGL を使用して同様の暴走ループ技術で作成した「ShadyShader」と似た特性を持つ。Apple は ShadyShader に対して CVE-2023-40441 を発行し、CVSS スコア 6.5 を割り当てた。その後、Apple はランナウェイループを検出するための入力検証を改善したが、WebGPU における入力検証は WebGL の検証より弱いと見られている。

M シリーズチップは GPU 操作を処理する ASC コプロセッサを搭載しており、OS カーネルは M シリーズチップ上の GPU を直接プリエンプションできない仕様になっている。

## 筆者の見立て

- 無限ループの検出は計算可能性理論の停止問題に由来する本質的な問題であると解釈している
- 信頼できないコードに対して、応答性を失ったシェーダーをより適切にプリエンプションする必要があると論じている
- 本脆弱性を最初に発見したのは自分ではないと解釈している
- Apple の対応に基づくと、本脆弱性の修正は優先度が非常に低いか、対応されない可能性があると予想している
- Apple が ShadyShader と比べて本脆弱性を優先度低下させている点は興味深いと考えている
- セキュリティ問題の定義について、より深い議論があるべきだと論じている
- 本脆弱性は、ユーザーのブラウザに対する信頼を目に見える形で侵害していると解釈している
- ほとんどのユーザーは、技術的な定義如何に関わらず、本脆弱性をセキュリティ問題と見なすと解釈している
- 本脆弱性は悪用された場合、かなり迷惑になる可能性があると予想している
- 本脆弱性は、Rickroll のより悪質なバージョンであると解釈している
- Apple が今後修正することを望んでいると述べている
- 人々が本脆弱性を非悪質な方法で楽しむことを見つけることを望んでいると述べている

*この記事は元記事の事実のみに基づいて自動生成されました。*

## 出典

Auberon López, "The Deathray: A simple way for an untrusted site to freeze a Mac", https://auberon.xyz/blog/posts/deathray/, September 10th, 2026
