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source_title: "Quake Shareware, a CD-ROM just a little too full"
tags: copy-protection,video-game-security,id-software,quake,reverse-engineering
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# Quake シェアウェア CD の脆弱な暗号化システム、39 日で破られる

1996 年に id Software がリリースした Quake シェアウェア CD-ROM は、電話での認証によるゲームアンロック機能を備えていたが、GNOMON ハッカー集団がリリースした QCRACK.EXE により、わずか 39 日で破られた。暗号化方式が秘密情報を含まず、公開データから局所的にコード生成可能な設計上の欠陥があったとされる。

id Software は 1996 年 6 月、3 年間の開発を経て Quake を完成させた。22 MiB のゲームサイズに対し、CD-ROM の 640 MiB 容量を活用する目的で、id のゲームカタログ全体を暗号化して収録することとなった。7 月 3 日に発表され、8 月 30 日にリリースされた同 CD は CompUSA および Computer City で $9.95 で販売された。

## アンロックシステムの仕組みと破綻

CD には TestDrive Corp の暗号化技術を用いたアンロックシステムが搭載されていた。ユーザーが 1-800-669-9342 または 1-800-ID-GAMES に電話し、ゲーム選択時に生成される 11 桁の CHALLENGE 番号を伝えることで、SERIAL コードを受け取り、ローカルで入力してゲームを解錠する仕組みであった。

しかし GNOMON ハッカー集団は、8 月 30 日のリリースからわずか 39 日後の 10 月 8 日に、QCRACK.EXE をリリースした。このツールは CD 上のすべてのゲームを復号化可能であった。

## 実装上の欠陥

GNOMON が発見したのは、電話で受け取る SERIAL が実質的な秘密情報を含まないという致命的な欠陥であった。FLOW.EXE というアンロールプログラムは、CHALLENGE 番号からローカルで SERIAL を生成することが可能であり、入力された SERIAL との一致確認のみを行っていた。全体の保護機構は「秘密性による安全」に依存していたとみられる。

実装上には他にも問題が存在していた。暗号化されたデータの平文バックアップがそのまま記録され、Critical database に入力誤字が存在し、SKU.17 には Final DOOM のゲーム ID である 12 が「Final」（大文字）として登録されるべきところ「final」（小文字）とタイプされていた。この誤字により、Final DOOM はアンロックセンター経由でのアンロックができないバグが発生したとされる。

## 流通戦略の失敗と余剰在庫

David Kushner の著作『Masters of Doom』によると、「Quake のシェアウェア小売実験は惨たる失敗に終わった。id は小売業者を排除し、ユーザーがシェアウェア版を購入して 800 番号に電話し、注文を受けて認証パスワードを取得する計画だったが、ユーザーはただちにシェアウェア版をハッキングして全バージョンを無料でアンロックした。分配と注文処理の煩雑さがさらに悪化し、id は小売シェアウェアの販売を抑制しようとしたが手遅れだった。結果として倉庫に約 150,000 枚の CD が滞留することになった」と述べられている。

![CompUSA の店舗](https://fabiensanglard.net/quake_shareware_cd/compusa.webp)

*この記事は元記事の事実のみに基づいて自動生成されました。*

## 出典
Fabien Sanglard「Quake Shareware, a CD-ROM just a little too full」https://fabiensanglard.net/quake_shareware_cd/index.html （Masters of Doom、rec.games.computer.quake.misc、gnomon.nfo などの資料による）
