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source_url: https://blog.hopefullyuseful.com/blog/macos-needs-its-grid-back/
source_title: "macOS Needs Its Grid Back"
source_site: "Hopefully Useful"
source_published_at: 2026-06-01T18:35:01+08:00
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tags: macos,software-development,productivity-tools
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# macOS のグリッドベース仮想デスクトップ復活を目指す GridLion

macOS Lion で単一行に制限された仮想デスクトップを、グリッド配置で復活させるアプリ GridLion が開発されました。開発者は 2006 年の macOS Leopard の Spaces 機能の廃止から 20 年、ようやく希望する操作感を取り戻したといいます。

開発者は GridLion の開発にあたり、Lemon Squeezy をマーチャントオブレコードとして採用し、ライセンスキーベースの販売体制を構築しました。private API の使用により App Store での販売は不可能ですが、個人開発者による細部へのこだわりを貫いた実装を実現したとのことです。

## Spaces から Mission Control への変更

macOS 10.5 Leopard で導入された Spaces は、仮想デスクトップをカスタマイズ可能なグリッド形式で配置できました。開発者は 3×3 のグリッドを使用し、9 つのスクリーンを備えているように感じながら操作していたといいます。しかし 2011 年の macOS Lion で Apple は Mission Control を導入し、仮想デスクトップを水平の単一行に制限してしまいました。

開発者は「Two decades ago I had a better Mac desktop experience than I have today」と述べ、新しいレイアウトにより空間記憶が完全に失われたと指摘しています。「A single row was/is such a step backwards」と、単一行のインターフェイスを強く批判しています。

![macOS Lion 導入以前のグリッド型仮想デスクトップ](https://blog.hopefullyuseful.com/blog/macos-needs-its-grid-back/macosxbox-source-internetarchive.jpg)

## GridLion の開発と実装

GridLion は、native の単一行スペースを取得する private API を活用し、それをグリッド形式で表示するアプリケーションです。開発者は LLM の助力を借りて約 1 ヶ月で、初期プロトタイプから洗練されたバージョンまで開発を完了しました。

GridLion の主な機能は以下の通りです：

- スペースの簡単なナビゲーションと再配置
- 高速で安定した動作（低下なし）
- ディスプレイ固有の設定（グリッドサイズ、ホットキーなど）

ただし制限も存在します。スペース間でスペースを移動したり、ウィンドウを別のスペースに移動したりするための信頼できる API は存在しません。開発者は「If you want to move a space from one display to another or a window from one space to another there are no reliable apis for that」と述べており、この機能は Mission Control の利用で対応するしかないとのことです。

![Mission Control の単一行インターフェイス](https://blog.hopefullyuseful.com/blog/macos-needs-its-grid-back/virtual-desktops-mac-source-osxdaily.jpg)

## セキュリティ権限と App Store の課題

GridLion は macOS アクセシビリティ権限を要求して、グローバルキーボードショートカットをキャプチャします。さらにスペースのプレビューを表示する場合、「Screen and System Audio Recording」権限が必要になります。

開発者は「This requires enabling the 「Screen and System Audio Recording」 permission」と説明し、ユーザーの信頼構築のため、ネットワークアクセスは更新確認またはライセンスキー検証時のみに限定すると述べています。

GridLion は private API を呼び出すため、App Store での販売は認められていません。開発者は当初 Stripe API を利用した独自の決済体制を検討していましたが、最終的に Lemon Squeezy をマーチャントオブレコードとして採用しました。

## Lemon Squeezy による販売体制

Lemon Squeezy は Paddle、GumRoad とともに主流のマーチャントオブレコードサービスです。開発者は「I was attracted to LemonSqueezy due to their License code API」と述べ、購入時にライセンスキーを提供し、有効化・無効化・検証メソッドを備える点に魅力を感じたとのことです。

ただし Lemon Squeezy の申請プロセスには時間がかかります。開発者は信用度の証明が必要となること、スクリーンキャストとソーシャルメディアアカウント情報の提出が求められることを明かしています。しかし承認前でも本番同様のテストアカウントへのアクセスが可能であり、統合テストは容易だったとのことです。

![アクセス権限のリクエスト画面](https://blog.hopefullyuseful.com/blog/macos-needs-its-grid-back/access.jpg)

![権限承認の画面例](https://blog.hopefullyuseful.com/blog/macos-needs-its-grid-back/approve.jpg)

## LLM と人間の開発プロセス

開発者は LLM を日々の業務で利用していますが、このネイティブアプリプロジェクトでの経験は「interesting」だったと振り返ります。開発者は「LLMs are like super fast ships, you set them off in a certain direction but without a good feedback loop they will go off course」と述べ、UX のような感覚的な領域では人間の介入が不可欠であることを強調しています。

開発者は「On the one hand, since I haven't really been doing native mac/iOS work for nearly 10 years the LLM has certainly helped me, but at the same time I think me 10 years ago would have made the same app in the same amount of time and gained a lot more insight along the way」と述べており、LLM の助力がある一方で、手作業による学習と洞察の価値を見直す機会となったと指摘しています。

## 筆者の見立て

- グリッドベースの仮想デスクトップナビゲーションは macOS に再度組み込まれるべき機能である、と論じている
- LLM を用いた開発でも、開発者の細部へのこだわりと経験が最終的な成果物の質を左右する、と解釈している
- ソフトウェアの価値は、開発者がいかに丁寧に作り込むかに左右される、と予想している
- 個人開発者による販売体制（App Store 外での販売）は実行可能なビジネスモデルである、と示唆している

*この記事は元記事の事実のみに基づいて自動生成されました。*

## 出典

Hopefully Useful、「macOS Needs Its Grid Back」、https://blog.hopefullyuseful.com/blog/macos-needs-its-grid-back/
